こんにちは、出会ったマンションに一目ぼれをして購入してしまい、買い替えを経験したことのあるカズミィです。
自分の家を持ちたいと考えたとき、できる限り理想を追求したいと思うことは当然ですよね。でも、理想とするすべてが都合よくそろっている物件を見つけることは至難の業です。よほどの大金持ちではない限り、理想通りの物件は高値の花、とても手の届く価格ではありません。
では、どんなかたちで折り合いをつければ納得できるのでしょうか。
今回は、わが家で失敗した経験を生かして、マンション購入での優先順位のつけ方などをお話しますね。
マンション購入を後悔しないために
譲れない条件を整理したら視野を広げてみる
どんな家に住みたいのかを書き出す
- 人気エリアに住みたい
- 利便性が良いところがいい
- 趣味を楽しめる場所が近くにあってほしい
- 将来的に高く売れる駅の近く
- 環境が良い場所に住みたい
- 安全性は絶対に確保したい
- 広いリビングでくつろぎたい
- 収納が多ければ片付きそう
- 玄関ポーチがあったら素敵
- 角部屋とか最上階にこだわりたい
- 日当たりの良い場所がすき
- 将来を考えてバリアフリー
- 窓からの景色は大切
- 大きな公園が近くにあるといいな
- スーパーが近くにあると助かるかも
いくら上げてもきりがありませんよね。
まずはその中でもこれだけは譲れないと思うものをいくつかピックアップしてください。そして、このときに選んだ条件を決して忘れずに行動してください。
簡単そうですが、探している途中で意外とあっさり見失ってしまうものなのです。
わが家でも忘れていたわけではないはずなのに、1回目のマンションを購入したときは、外せないと思っていた条件に当てはまらない物件を選んでしまいました。
本当に大切なことを守ったら考え方をスマートに
家を選ぶときに一番大切なことは安全性です。どんなに便利で素敵な物件でも、安全ではないと感じることがあれば住み続けることが難しくなります。
次はここから先の選択になります。
書き出した条件が本当に自分たちの生活に合っているのかを確認します。
例えば、「駅のそばのマンションを選ばないと将来高く売れない」という話はよく耳にしますよね。
でも、何十年も住む場所ですから、売るときのことばかりではなく、気持ちよく住むことと暮らしていくことを選択肢に入れて考えてみませんか?
生活パターンから考えてみましょう
お子さんを持つ予定はなく生活は仕事中心の方
仕事中心の生活を送っていて、お子さんを持つ予定がなければ、職場からも駅からも近く最終電車が遅い時間まで走っている場所が生活しやすいと感じますよね。
毎日の生活の中で、少しでも多く自分の時間を確保できれば、「せっかくマイホームがあるのに家に帰れない」ということもなくなります。
長く休みが取れるときに、のんびりできる場所に出かけて息抜きをするパターンです。広さは二の次にして、より駅に、そして会社にも近い物件を探すことになるはずです。
仕事は忙しいけれど休日の趣味を優先したい方
仕事で最終電車の心配をすることはなく、休日をゆっくり過ごすことのできる地元を作りたいのなら、趣味を優先する方法もあります。
例えば、海外旅行が趣味ならば飛行場にアクセスの良い地域、マリンスポーツが好きならば海の近くに家を持つなどです。
「通勤電車に乗る時間が長くなってもいい。人生に欠かせない趣味がある!」という方は特に、この選択をすると後悔しないと思いませんか?
子育てを念頭に入れたマンション購入の優先順位
お子さんの通うことになる幼稚園や保育園、学校や遊びに行く公園の環境などの確認はとても大切です。また、お子さんが小さくても、成長したときの通学の方法も考慮すると安心です。
通勤通学の便を考えたときに、以下の2つの選択肢も現れます。その他の条件と合わせて考えましょう。
- 遠くても良いのでとにかく駅の近く
- バス便でも良いので実際の距離は近く
- 電車は時間に正確なので安心です。
- 最終電車が早い場合があるので乗り遅れないように気を付けましょう。
主要駅ではなくても駅の近くであれば、将来貸し出すことになったときに居住者が見つかりやすく、価値が上がる可能性もあります。
- バスは時間が不規則なので、バスの量も確認しておきましょう。
- いざという時になんとか歩いて帰ることができれば安心です。
アクセスの良い主要駅の近くは高価で賑やかですが、駅から少し離れた場所にある住宅街で、子ども部屋のある広い家が見つかることもありますよね。
わが家でマンション購入に失敗した原因
一目ぼれで条件を忘れてしまった
いつか家を持つのであれば、できるだけ早くローンのない生活を手に入れたいと思い、早めの購入を考えました。ごみ置き場の掃除やセキュリティ面などを考えてマンションを選びます。
1度目のマンション選びは、窓からの景色と環境に一目ぼれをしたことによる感情に任せた購入です。譲れない条件を確認しながら進まなかったことが失敗の原因でした。
購入した当初は20代だったので、しばらくはリゾート気分で過ごしながら、若さで遠距離通勤を乗り越えています。
選ぶ目を鍛えていなかった
1度目のマンションを購入するまでに5件のモデルルームを見学しましたが、慣れるまでは人の家にお邪魔しているような気持ちでいました。
初めのうちは遠慮がちだった内覧も、数をこなすと慣れていきます。2度目の購入では、必要なものと必要ではないものが自然と分かるようになりました。緊張せずにたくさんの質問もできるようになります。

将来を見据えていなかったと気付いたきっかけ
子どもが小学生になり次第に大きくなるにつれて、将来の通学のことを考える話題が増えました。同時に心配になったのは、自分たちが年を取って通勤がつらくなることです。
そんなことを考えながら過ごすうちに、近隣物件に値崩れが起きていることを知りました。ここで再び、将来を考えて買い替えを決意します。
せっかくできた友人たちと離れて暮らすことになり、とても寂しい思いをしました。また、子育て資金などで苦労をすることになります。
2回目の購入で徹底したこと
条件を曲げない
1度大きな買い物をしてしまったので、普通に考えて買い替えは予算が厳しくなりますよね。我が家で幸運だったことは、夫がまだ30代前半だったことです。
まずは候補にあげた物件と、その周辺が安全であることを優先し、そのあとで条件を確認しました。
5分以内にスーパーがある
共働きだったので、平日の買い出しのことを考えました。
家のドアから東京駅までは30~40分
通勤のしやすさと、将来子どもが通学しやすい環境を作りました。
バス便でも駅から歩くこともできる
我が家の場合は時間で距離を測るのではなく、実際の距離を優先しました。
愛犬たちのために西日の入らない南向き
留守番をする愛犬たちのために、冬は暖かくて夏は涼しい環境を選びました。それでも夏は冷房をつけて出かけます。
小学生だった子どものために加えた3つの条件
- 家の側に大きな公園があること
- 小学校や中学校は徒歩10分以内
- 子どもが外遊びをする日中に大人の目が行き届く場所であること
失敗をしたからこそ、徹底的に探しました。
自分の目で確かめる
1度目に失敗をした経験から、最初に決めた条件を忘れてはいけないことを学びました。そして、とにかく色々な物件を見て勉強します。
高値の花と言われるマンションでも、理想とは違う場所にあるマンションでも、それぞれの会社の特徴を見て知っておくことは大切です。
モデルルームだけではなく現地も自分の目で確かめると、環境などを細部まで調べることができて安心ですよね。
まとめ
モデルルームは勉強できることがたくさん
中古物件が候補に入っている方でもモデルルームは参考になります。電話がかかってくることが面倒という方もいますが、情報は多いほど目が肥えていきます。
また、アンケートに答えておくと希望に近い中古物件を紹介してくれることもありますよ。
我が家では、時々家具付き物件やキャンセル住戸などのお得情報を受け取ることもありました。

カズミィのひとり言
実は、今住んでいるマンションは条件的には良かったのですが、最初は階数の若い部屋しか残っていなかったのです。それまで住んでいた場所があまりにも景色が良かったので、条件は合うのに少し躊躇していました。その後、窓からの視界が開ける部屋が用意できるという話を聞いて購入し、現在に至ります。
買い替えには体力と精神力がかなり必要です。言葉では言い表せません。
大きな買い物ですから、皆さんは我が家のような後悔をしないようにしてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事を1度目のマンション購入前の自分たちに読ませてあげたいカズミィでした。
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