こんにちは、心配性のカズミィです。
自宅に固定電話があると色々な電話がかかってきますよね。
アンケートの質問に答えて欲しいとか、リサイクル品を買い取りたいとか、個人情報をきいてきたり自宅にあるものを確認したりする内容もあります。
わが家では迷惑電話防止対策用の電話機への買い替えを考え、実際に迷惑電話対策の機能とはどんなものなのかを調べてみました。
第一候補に選んだ機種の特徴と魅力を中心に、他に候補に上がった機種の魅力もまとめてみますね。
迷惑電話防止対策の電話にある機能
迷惑電話防止機能で家族を守りたい
テレビの特集などで「お年寄りの必需品」として紹介されることが多い迷惑電話対策機能付きの電話。わが家にはまだ早いかなと考えていました。
ですが、1本の電話から始まる怖い出来事はより巧妙になりつつあります。わが家でも早めに購入することにしました。
- ナンバーディスプレイの契約を続ける
- 子機はひとつ必要
- 迷惑電話をブロックするサービス付き
迷惑電話をブロックするサービスは、トビラシステムズ株式会社さんが提供している有料サービスです。
警察や自治体などの公的機関から提供された「迷惑電話リスト」からかかってきた電話を鳴らさずにブロックしてくれます。
2019年3月時点でメーカーが推しているものから選択
- PanasonicVE-GD66DL
- SHARPJS-AT82CL
第一候補のPanasonicVE-GD66DLを中心に、どんな機能に魅力を感じたのかを詳しく説明しますね。
候補の電話に共通する魅力
「迷惑電話番号データ」と一致した相手からの電話をブロックしてくれます。
ブロックするデータは警察や自治体から集められ、最大約3万件が登録できるとのこと。毎日1回、定期的に自動更新します。
PanasonicVE-GD66DLでは、実際に拒否した件数も確認できるようです。
利用条件
ナンバーディスプレイの有料サービスに申し込むこと
料金
- 自動でデータをアップロードする際に1分につき10円の通信料
- 手動で行った場合もプラスの通信料が必要
第一候補PanasonicVE-GD66DL
色は白のみ、子機が1台付いています。
ナンバーディスプレイの文字が大きくて、着信があるとLEDランプが光ります。
家電量販店にいくと「66」はなく「61」が置かれていました。値段と大きさはほぼ同じようなので見た目はこちらで確認することにします。
今までファックス付きの電話を使ってきたこともあり、とても小さく感じました。ナンバーディスプレイは遠くからでも見える形になっていて使いやすそうです。
側にあったFAX機能が付いているタイプも確認
FAX機能付きは大きいけれど、SDカード対応で不在着信履歴表もあります。お値段の差は1万円ほど、少し迷います。
迷惑防止を設定した場合
電話機本体にある「迷惑防止」ボタンを、ピッとなるまで3秒ほど押すだけで迷惑防止設定ができます。
迷惑防止設定をすると、非通知の方や登録電話番号以外からかけてきた相手に対して、通話内容を録音することを通知してくれます。
相手が録音されることを避けて電話を切れば、電話のコール音は鳴りません。
相手が電話を切らなかった場合はコール音が鳴り、同時に注意を呼び掛けてくれます。電話に出ると通話内容を自動で録音し、録音した内容を残すかどうかを通話後に自分で選択します。
他にもある魅力的な機能
受けたくない電話を300件着信拒否できます。
声を低音に変えることができるので、女性でも男性のように装うことができます。
ドアホンと似た音を出して来客が来たように装い、電話を切ることができます。
ちょっと気になる部分
実際に使っている方のレビューの中に気になる書き込みがありました。
ディスプレイに表示される電話番号の数字が10桁なので、11桁の携帯番号がすべて表示されないようです。ちょっと気になりますよね。
ただ、呼び出し音が鳴っているときに「あんしん応答」のボタンを押すことで、相手に名前を名乗るようにメッセージを流す機能があります。
相手の声を確認したあとで電話に出るかどうかを決めることもできるので、携帯番号の表示を見なくても良いかな…とも感じます。
ファックス付きを選ぶなら、表示画面が大きいので問題なさそうです。
候補に上がったSHARPJD-AT81CL
先に上げたPanasonicVE-GD66DLと重複する機能もいくつかありますが、ここでは特徴的な魅力をあげてみますね。
登録した電話番号からかかってきた電話では、相手の名前を音声で知らせてくれます。また、登録していない電話から着信があると都道府県名が音声で流れます。
魅力的な機能
登録した相談先へワンタッチで発信できるボタンがついているため、簡単に連絡ができます。
かかってきた電話に出て通話したあと、相手の電話番号を登録しておきたいと思うときや、着信拒否したいときに、それぞれの登録が簡単にできます。
また、非通知の電話にはお断り通知を流してコール音も鳴らしません。
録音は一定数たまると古い順に消えます。
いつか必要になる便利な機能
番号登録をしている相手以外からの電話では、自動的に、かけてきた相手に名前を名乗るようにメッセージを流します。電話に出る前に相手を確認できる機能です。
モーニング機能
登録した時間に電話に出ないと登録先へ知らせます。
呼び出しボタン
別売りの緊急呼び出しボタンを家の中に配置できて、ボタンを押すと指定した登録先に連絡がいきます。

欲しい機能がたくさんあって迷います。
固定電話の解約が迷惑電話防止につながる?
固定電話から携帯電話への完全な切り替え
以前、THE SANKEI NEWSさんの記事で、固定電話から携帯電話への切り替えが防止につながると書かれた記事を読みました。
警察当局が強力な防止効果を見込みつつ、推奨できない”特効薬”がある。
THE SANKEI NEWS
2018年10月29日のTHE SANKEI NEWSさんの記事「脱・固定電話が特殊詐欺の特効薬?「すすめるわけには…」神奈川県警ジレンマ」より
記事を読むと固定電話が狙われやすいことが分かります。公的機関の方々も問題を大きくとらえて考えているようです。
固定電話を解約するデメリットとは
固定電話を解約してしまえば問題はすぐに解決しそうですよね。ただ、ちょっと面倒な手続きが必要かもしれません。
法的な手続きを含めた様々な契約をする際に、住所氏名電話番号などを書きますよね。そのような書類には、「記載した内容に変更がある場合は変更届を出してください」と書かれています。
また、固定電話の番号は暗記していても、家族それぞれスマホの電話番号を覚えているかというと、ちょっと自信がありません。
このような理由から我が家では固定電話を残すことにしました。スマホが使えないときに連絡をとれる手段があると安心ですよね。
まとめ
道端で出会った人に「名前と家族構成と家族の年齢、職業などを教えてください」とか、「家にあるリサイクルできそうな(お金になりそうな)ものを教えてください」と言われたら警戒しますよね。
それなのに、電話できかれた質問にはつい答えてしまいます。自分のテリトリーの中でリラックスしているからなのかもしれませんね。
固定電話にかけてくる人は、少なくとも家の電話番号をすでに手に入れています。住んでいる地域だけではなく、その他の情報を手にしたうえで電話をかけてきた可能性も捨てきれません。
よく考えてみると、電話をかけてきた○○会社の△△さんは知らない人だし、実際にその会社が存在しているのか分かりません。
でも、親切で優しい人ほど答えてあげたくなると思うのです。そんな方にとって、迷惑電話対策機能付きの電話は強い味方になってくれるはずです。
家族を守るためには危機管理能力を持って注意していきたいですね。
カズミィのもうひと言
わが家の選択肢にあがったPanasonicVE-GD66DLとSHARPJD-AT81CLを調べた内容をまとめました。
読んで下さった方にとって、少しでも参考になったら嬉しいです。
さいごまで読んでいただきありがとうございました。ちょっと心配し過ぎかなと思いながらも、購入を決めたカズミィでした。
にほんブログ村

「ブログ村」ポチっと応援お願いします♪