終活と生前整理を早めに考える理由 親を亡くした経験から

こんにちは、すでに両親が他界したカズミィです。

私は20代の頃に母親を、30代の頃には父親を亡くしました。両親を亡くす前に話したかったことはたくさんあります。

生前整理を始めたきっかけは、命を落としたかもしれない事故にあったことです。終活に年齢は関係ないと感じました。

早めに生前整理をすると良いことがたくさんありますよ。

生活しやすい環境と安心が手に入りますし、気持ちのよい環境を保つために無駄遣いも減りました

家族に残したいものを間違いなく残したい

生前整理を早めにしたい理由

友人や知人との話題に親の介護への不安がのぼり始めてから、両親の亡くなった頃を思い出すことが増えました。必要な整理をしていなかったことで、たくさんのものを失っています。

大切なものを見つけやすい環境を作るためにも、残していく子どもたちのためにも、早めの生前整理をお勧めします。

自分と家族のために必要なこと

今は健康で元気だとしても、私たちは次第に年をとります。家族の負担になるときがいつくるのかも分かりません。

まだ早いからと後回しにすることで、いざという時に慌てたり家族に負担をかけたりする可能性もあります。

そんなことにならないように、誰が見ても分かりやすい環境を整えておきたいですね。

終活と切り離せない生前整理

身の回りの整理を常にしておくことで、伝えたいことや残したいものが見つかりやすくなります。

必要のないものを処分して、必要なものを大切にしていきましょう。

親の遺品整理は時間がかかります

使わないものの整理はしやすいけれど、思い出の品は処分しづらいものです。

親の遺したものは特に、生前を思い返しては手が止まり、作業は辛くて長引きます。

子どもに押し付けないためにも生前整理を早めにしておきたいですね。

迷ったときは写真に残す

生前整理で行き詰ったときは、写真に残すと作業が進みます。捨てることをためらったときに効果的でした。

あとで見返すことができるため気持ちがラクになります。

生前整理に使えるサービス

しっかりと整理をするとキレイな状態を保つことがラクになります。

ただ、どこから手を付けたらよいのか分からないときや、生前整理を辛く感じる場合もありますよね。

そんなときは家事代行サービスなどの利用も考えてみましょう。

せっかく生前整理を思い立っても、途中で挫折すると余計に散らかってしまうこともあります。

保険と保証のある家事代行サービス

損害補償とPL保険がついていて、定額料金制のサービスを見つけました。

アールメイドさんはトライアルコースがありますから、まずはお試しでお得に利用するのも良いかもしれませんね。

気持ちもラクになるリサイクル

捨てるのではなく、必要な方に使ってもらえたら罪悪感も減りますよね。押し入れに眠っているものを誰かが必要としている可能性もあります。

リサイクルに出して売るとお小遣いにもなるので一石二鳥です。

遺品や遺産のことは書類に記す

遺産や遺品などを書類に記すことを怠ると、思わぬ事態を引き起こすこともあります。

私の経験では、父が貸していたお金は戻ってきませんでした。父が亡くなる直前まで必ず返すと言っていた方にも、お葬式の最中になかったことにされてしまったのです。

いま思えばおかしいと分かりますが、 親を亡くしたばかりの状況で、しかもお葬式の最中です。

気持ちを保つことに精一杯でした。物事を深く考える余裕がなかったように感じます。お金や物にこだわることを非常識に思ってしまったのかもしれません。

このようなタイミングを待つ方も存在します。自分のいなくなった世界を想像しながら生前整理と終活をしてくださいね。

高価な遺品ほど細心の注意を

たくさんいる親類の中にも様々な方がいるものです。

高価なものでも「生前にもらう約束をしていたから」と言われると、断りづらい場面があります。

ひとりの人にそれを許すと「あなたももらっておきなさい」という流れになることも。

経験では、実家に預けていた「母が私のために残した着物」だけではなく、いつの間にか私の着物まで誰かが持ち帰っていました。

話しづらいことほど話しておくべき

お葬式の最中は不特定多数の方が家にあがることもあります。

亡くなったあとのお金や物の動きは、生前に子どもからは話しづらいことなので、親のほうから話題にして伝えておきたいですね。

信頼と言う名のもとに口約束だけですませず、キチンと書面に記して整理をしておきましょう。

生前整理で手にするものと課題

ある程度片付けおわると、達成感があり気分も高揚します。新しく何かが始まるようなワクワクした気持ちです。

ずっと整理できなかったものを片付け終えたとき、家の中がスッキリ広くなりました。古いものにしがみついていた頃と比べて心も軽くなります。

スペースに余裕ができると、使いやすい定位置に、あるべきものがある状態になりました。想像する以上に快適に過ごせますよ。

データとして残した写真は少しずつ

捨てる勢いをつけるために撮った写真を含め、大量にある思い出のデータ。

これらの整理は、ルールを決めるとラクに減らせます。

ルールを決める
  • 行事ごとに残す枚数
  • 年度ごとに残す枚数
  • 似た写真で迷ったときの条件
  • 半年~1年の期間を決めて少しずつ
  • 最初は5~10枚減らす
  • 2回目以降は1~3枚減らす

構成が美しいものより人物の笑顔を優先すると、見た瞬間に笑顔になれますよ。

写真はありすぎると見る機会を失うこともありますよね。整理をすると過去の自分にも再会できます。

感想

写真の数を減らしてから見る機会が増えました。

終活で考えておきたい人間関係

親を亡くしたときに、大きな存在に守られていたことに気付きました。心から信頼できて安らげる場所がひとつなくなります。

親類の中でも態度の変わる人がいることや、だまして利用しようとする人が現れるかもしれないことを、お子さんに伝えたほうが良い場合もあります。

目に見えないものへの備え

良い親でいるためにしたことが、旅立ったあと思わぬ波紋を残すこともあります。

親である自分がいることで成り立つ人間関係が、どのように変化するのかを想像することも大切です。

人間関係の変化

親が存在するだけで守られる世界は想像以上に多く、世間的な対応が変わってしまうこともあります。

しっかりと話し合いをしておけば、失うものは大きくても、大切な知識へと変わるはずです。

子どもたちにチャンスと思って欲しい

親がいなくなった世界で、子どもたちは心細い思いをするかもしれません。

でも、変わらずに接してくれる存在に気付くこともあります。

親がなくなったときは、本当に信頼できる人とそうでない人とを見分けるチャンスでもあります。

気持ちを強く持って、甘言に惑わされず、しっかりと見極めてくれることを願いつつ、必要ならばただ願うだけではなく、たとえ子どもに話したくないことでも伝えておくべきかもしれませんね。

現実的な準備と話し合い

親の介護は誰がするのか、家を継ぐのは誰なのか、子どもに決めさせるのは酷な話です。

生活に手いっぱいで親を看る余裕がないかもしれませんし、土地に縛られた生き方に不満を持つかもしれません。

話し合いでお互いの気持ちを確認するのと同時に、状況の変化に対応できるように考えておくことも大切ですよね。

子育てが終わったら、できるだけ自力で生きていくための準備が始まります。

父のしてくれた終活

私の父は、お葬式関係のことは生前に全て準備をしてから逝きました。

葬儀場、連絡先、引き出物、食事、参列者の泊まる場所なども準備していたため、とても助かりました。

スムーズな葬儀への流れに

葬儀費用は見積もりと請求額に大きな差があるという話をよく聞きます。残していく家族のために、早めに勉強しておきたいですね。

不思議なものですが、わたし自身は子どもに世話をかけたくないと考えながらも、親の最期を看取れたことを幸せだったと感じています。

亡くなったあとに慌ただしくないよう準備をしてくれていたから、そのように感じるのかもしれません。

まとめ

伝えたいことや渡したいものを、まとめて書いてある場所があると親切ですよね。

自分なら何をしてもらいたいのか、どんなときに親を必要だと感じるか、そんなことを考えながら終活や生前整理を進めましょう。

生前整理をしておけば、残された家族が大切なものを見つけやすく、自分自身にとっても生活しやすい環境が手に入ります。

カズミィのもうひと言

スッキリした部屋を保つためには物を増やさない努力も必要ですよね。

ただ、むやみに節約する生活も味気ないので、私はお気に入りを集めて暮らす楽しみを残しています。

さいごまでお読みいただきありがとうございました。家の中を整理して気持ちよく過ごしているカズミィでした。

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