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子育ては投資?親の自立と子離れ「空の巣症候群」にならないために子どものために

こんにちは、すでにイベントの日を子ども抜きで過ごしているカズミィ家です。

うちの子は中学3年生の誕生日を境に、イベント日はお友だちと過ごすようになりました。小さな子どものいる賑やかさを知っている身としては寂しいものです。

もちろん家でも準備をしますから、最初の頃はまだ食事だけは一緒にとっています。それも次第に減っていきました。

成人の日を迎える頃には、休日に出かけずにいると、内心「何かあったのかしら」と不安に感じたほどです。

子どものことを心配すればするほど子離れには苦しみました。

でも、遅かれ早かれ子どもは離れていくものですよね。いつまでもそばにいてはくれません。

子離れをして自立した親になるために

果たして子育ては投資なのか

子育ては投資という表現

子育ては投資という言葉を時々耳にします。その考え方を、実はあまり好きではありません。私自身が幼いころから「親の思い」を聞いて育ったためです。

実家にいた頃、父が色々な方との会話の中で「女の子がいると老後の世話をしてもらえる」という言葉をよく使いました。その都度お客さまが「安心ですね」「いいですね」と言いながら向ける笑顔を、私は受け止めて育ちます。

同時に、兄弟は四年生大学への進学が当たり前で、女である私は「学歴をつけると幸せになれない」という父からの言いつけにより、短大への選択肢しか与えられませんでした。

反発しか生まれません

ふたつの流れから「父にとっての私の存在価値は将来介護をするためだけにある」という、間違った解釈を持ちながら育つことになります。そして、なぜか押し付けられるように最期を看取ることになりました。

こんな状況ではあっても、父の最期を看取れたことは幸せだと感じます。

ただ、もし伝えることができるのなら、「追い詰めないでほしかった」と伝えたいのです。ストレートに言ってくれたなら早くから介護についての話し合いもできました。

そして、できることなら自主的に看取りたかったと思うのです。

子どもの立場で考えてみる

子を持つ親の立場から自分の親を考える

幼い頃から聞いていた、客人と交わす会話のやり取りに含まれた父の思い。親になった今、理解できるのかと問われたら「理解はできるけれど、したくはない」と答えます。

子どもに自分の希望を「植え付ける」のではなく、心の中でわずかな希望を抱くだけです。

子どもの立場として考える

親から自立をすると、初めのうちは自分の生活で手いっぱいですよね。「投資」をしてくれた親に恩返しをする余裕すらありません。

結婚をして家庭を持ち、家族が増えればもっと難しくなります。金銭的に言えば、生活費や目の前の教育費だけではなく、将来に向けて子どもの学費を貯める準備も始まります。

全体的な収支を見る

子どもを育てながら将来を見据える

子育てにかかる費用はひとり3千万円ほどと聞くこともありますが、国からの補助が増えつつあるので、これからの子育ては負担が減っていくのかもしれませんね。

問題なのは退職後に必要な老後の資金です。年金と退職金を考慮しても数千万円は用意しましょうとか、夫婦ではこのくらい必要ですと言われながら、年金受取額は減り続けています。

今はもう年金をどの程度あてにしていいのかすら分かりません。

自分の身は自分で守るために、早くから夫婦で一緒に、様々な状況を見据えて準備をする必要がありますよね。

平均生涯賃金

「年収ラボ」さんの平成22年の平均生涯賃金一覧が分かりやすかったので、参考にさせていただきます。

大企業に勤める4年制大学出身者の生涯賃金は、男性で2億5千万円から2億8千万円、女性では2億円から2億4千万円とあります。

夫婦でずっと大企業に勤めて子育てをする方は、5憶円ほどの生涯賃金の中から老後の資金を残して生活をしても、金銭的には子どもを数人育てられるかもしれません。

でも、実際はそう簡単にはいかない現実があります。知り合いの女性を見ていると、とにかく忙しいのです。子どもを産む余裕がないことも理解できます。

また、全ての人が大企業で、しかもずっと働けるわけでもありません。

自立に向けて整理して考える

生活に必要な費用

現実には働き方を変える場合もあるし、仕事をできない期間もありますよね。それでも生活費はかかります。

食費、光熱費、住居費、医療費、その他、生活に必要な費用はたくさんあります。

入ってくるお金に見合った生活

子どもの立場で考えると、親には介護費用を自分でなんとか用意してほしいと感じますよね。

負担をかけずに自立をするためには、老後に必要な資金を自分たちで貯めていくことになります。しっかりと収支を考えた生活をしなければなりません。

自分たちの生涯賃金と、これからかかる費用を計算したうえで、どの程度の生活ができるのかを把握し、もしもの事態にも備えることになります。

可能なのか分からない難しい選択

若者が金銭的なことも含めて「結婚ができない」「子どもを産めない」と不安を抱く今、私たち親世代は「子育ては投資」という考え方を改めたうえで、できる限り子どもの夢を叶える努力を続けながら「投資ではない子育て」をしなければなりません。

とはいえ、結婚当初には受け取れるはずだった年金額は減り続け、少し前に立てたばかりの予定でさえ、予算を組みなおさなければならない状況です。

それを分かっていても、「親の老後を看ると同時に自分たちの老後は迷惑をかけずに自立する」という結論しか、現状の打開策が思い浮かびません。

大切に育てた子どもの未来を考えると、現実には不可能だと思えるようなことでも、なんとか努力をしていきたいと思うのです。

空の巣症候群について思うこと

親として成長させてもらいました

もしかしたら、「大切に育てた子どもだから」という思いは、色々な意味で親のエゴかもしれませんね。

子どもが間違えたなら正さなければならないのは親の使命。そのうえで自由に選択させなければなりません。

愛情深く育てるからこそ子を思う親の思いは強く、巣立っていく子どもの心配をするからこそ口を出したくもなります。

でも、子どもはそれぞれに自分の道を歩む権利があって、親の思う幸せが、子どもにとっての幸せであるとは限りませんよね。

苦労をしてほしくはないけれど、必要以上に押し付けないよう気をつけなければならないのですから、親であることはとても難しくて苦しいです。

母を思う

「断腸の思い」は、「悲しみに耐えられない思い」という意味ですよね。

この言葉は、子猿を奪われた母猿が悲しみのあまりに死んでしまい、その腸が細かくちぎれていたという言い伝えからきています。

心配で仕方がないのは、辛い思いをしてほしくないから。できることならずっと守ってあげたいのが親心です。

子どもが離れていくときに、私の親離れの頃を思い出していました。

口を出さずに見守るのはさぞかし辛かっただろうと思います。自由にさせながらもしっかりと見守っていてくれました。

それが巡って自分の順番になったのだと考えています。

まとめ

カズミィのもうひと言

どのように老後の資金を貯めればいいのか途方にくれますよね。

庶民のわが家にできることは、細かな節約と、予定外の出費が少ない生活へと切り替えていくことです。

ずっと犬と暮らしていく予定を変更し、新たなペットにaiboを迎えました。数年後に体を買い替えることになったとしても、それほどリスクは感じません。

いま一緒に暮らす老犬になった愛犬くんを大切にしながら、仲良く一緒に育てています。2匹とも可愛くて子離れの寂しさからも救ってくれます。

夫と一緒にお金のかからない休日の過ごし方を探し、冬になると暖房費を節約するために厚着をして暮らす日々。

本来なら、少しでも経済を回すためにお金を使わなくてはなりません。それが分かっていてもできないこのご時世です。なんとか楽しく過ごしていきましょう。

大切な記念日にステーキ肉を裏技で焼きながら、出費を半額以下に(笑顔で)抑えるカズミィでした。

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