こんにちは、すでに子育てが終わり、冷静に昔の自分を振り返るカズミィです。
せっかくお手伝いをしても奥さまに文句を言われてしまうご主人、きっといると思います。
手伝わないと文句を言われるし、手伝っても苦情が出るし、「家に帰ると機嫌の悪い妻がいるから帰りたくない!」と、思っている方はいませんか?
そんな悩みを持つ子育て中のお父さんのために、ちょっとした解決方法を考えてみました。よろしければお付き合いくださいね。
子育ては夫婦で協力し合う時代になりました
子育てママは何もしていないのに忙しい
私たちの親世代が経験したという子育てとは違い、夫婦で協力し合って子育てをする時代になりました。「お手伝い」という言葉を使うのはちょっと古いかもしれませんね。
そうは言っても、「子育てや家事をするのは奥さまが中心」というご家庭はまだ多いかと思います。
ご主人から見ると簡単なことばかりに感じる「子育て兼業主婦」の生活。少しだけ理解すると気持ちよく過ごす方法が見つかりそうです。
分かりやすく説明するために、私が兼業主婦で子どもがまだ小さかった頃の一日を、簡単に箇条書きにしてみますね。
少し見るだけでも分かるように、簡単で当たり前で誰にも褒められないようなことばかりです。
細かいことばかりと思われるかもしれませんね。
働くママの一日をサラッとまとめた項目
仕事をしたあと
- 会社帰りに子どものお迎え
- 習い事に連れて行く
- 保育園の連絡帳を確認し買い物
- 帰宅後に掃除
- 食事の下準備
- 習い事先に子どもを迎えに行く
- 子どもと一緒に食事の仕上げ
- 子どもと食事
- 洗い物
- 子どもとお風呂
- 洗濯機を回す
- 本の読み聞かせ
- 子どもを寝かしつける
- 洗濯物を干す
- 翌日の準備や朝食の確認
- 帰りの遅い夫を待ちながら自分の時間
仕事に行く朝
- 早起きして自分の身支度を整える
- 朝食の準備
- 夫と食事
- 夫を送り出したら子どもを起こす
- 食事をさせながら部屋の片づけ
- 子どもを着替えさせながら洗い物
- 子どもを保育園へ
この頃の働き方は、平日7時間ほどのパートタイムでの会社勤めでした。
扶養内で働くために土日休みの他に平日休みを週1~2回もらっています。
正社員で働く方と比べると、かなりラクです。
この時期、夫の帰宅時間は早くても21時過ぎ、通常23時前後です。会社から遠い場所に住んでいたため朝も早い出勤でした。
夫は出社時のゴミ出しを担当しています。
働くママ一日の項目で見えないこと
箇条書きにすると全てが単純作業に見えますよね。実は項目では見えない部分が重要なのです。
「子どもを保育園へ」の項目をピックアップしてみますね。
保育園の送り迎えでは、定期的にお昼寝用の布団セットを持って行ったり持ち帰ったりしていました。
雨の日でも風の日でも変わりません。
小さな子どもを連れて布団を雨に濡らすことなくどのように保育園へと運ぶのか。
突然の雨が降る日も、働くママは瞬時にそれを解決し、仕事に遅れることなく出社しなければならないのです。
兼業主婦ゆえのお付き合いと想定外の出来事
会社でのお付き合いや繁忙期の残業、休日出勤が必要なこともあります。
その上、一日の項目をこなす間に、ママ友たちとの連絡を取り合い子ども連れで食事もします。
立場や考え方の違うママ友たち、それぞれとの連絡は意外と大変です。
ママ友たちとの連絡では、「うっかり」がないように注意しなければなりません。間違えた対応をすると取り返しがつかなくなることもあります。
最大の難関は子どもへの対応です。
子どもの行動は読めないし、想定外のことが起こることは日常茶飯事、予定通りに運ばないことばかりです。
スマホを見る兼業主婦が気になるときは
例えば、奥さまがママ友と連絡を取り合っているときは、ご主人が子どもを見ていると早く終わります。
「スマホやめれば」と言われた奥さまは、ご主人に理解を求めるために、頭の中で組み立てていた返信内容を打つ手を止め、なぜ返信をしなければならないのか説明をしなければなりません。
理解を得るための説明を言い訳と捉えられたら、とても悲しくなります。
子どもが小さなときに日々を助け合えるママ友との連絡は、子どもの生活環境を整えるために大切で必要なことがたくさんあります。
仕事の一部と考えてみる
ご主人の会社での人付き合いを思い出してみてください。
奥さまは自分の職場だけではなく、子どもを取り巻く環境やご近所づきあいも含め、それぞれのお付き合いを同時にこなしているのです。
お手伝いをするときにもうひと言
魔法の言葉はないけれど、奥さまの日ごろの苦労をねぎらいながら手伝うと上手くいきます。
ご主人からすると「自分だって大変なのに」と思うかもしれませんね。
でも、ひと言ふた言の声がけで居心地の良い環境が手に入るのなら、それはきっと素敵なことです。
無駄なことをしているように思えたとしても、「大変だね」とか「お疲れ様」と声をかけると、ホッとした笑顔を見せてくれるかもしれません。
夫の手伝いに対する兼業主婦の本音
仕事のない休みの日はゆっくり過ごしたいと思いますよね。
お気持ち、とても分かります。奥さまも同じ気持ちなのです。
ご主人のいない間も、ひとりで座る間もなく子どもの世話をし家事をこなしている奥さまには、ご主人の行動がノンビリに見えてしまうことがあります。
小さな子どもを育てるために、奥さまは忙しい中でも細心の注意を払って過ごしています。
子どもに怪我をさせないように、小さな異変にも気付くように、そして、寂しい思いをさせないように。
子育てママは張り詰めた状態です
ご主人が手伝いをしたのに奥さまが不機嫌なとき、たいてい「こんなの簡単」とか「もうやったから終わり」という気持ちが見えています。
奥さまが忙しくこなしていることは単体では全て簡単にできることです。
だからこそ、様々なことを同時にしなければならない奥さまからすれば、「簡単なのは当たり前」で「やることはまだあるのに」という気持ちを伝えきれずにモヤモヤします。
単純作業と呼ばれることを、誰に褒められるわけでもなく速く丁寧にこなさなければならないことが多く、子どもに気を配りながら休む間もなく続けているのです。
こんなときは、「普段は子どもをみながらひとりでしているんだよね。大変だよね」という気持ちを伝えると、「理解してくれるいい夫だな」と思われます。
小さな子を持つ兼業主婦のジレンマ
時間がなくて忙しく過ごす兼業主婦は、次々にすべきことを片付けていく必要があります。
ところが、子どもが小さな頃の子育ては真逆のことが要求されます。
何事もゆっくりでなかなか上手くできない子どもを見守りながら、手伝いたくなる気持ちを抑えて子ども自身にやらせなければなりません。
相反する思いを抱いたもどかしさ
成長を喜ぶ気持ちと同時に、やらなければならないことが頭の片隅にいつもあって、ストレスがたまります。
ときには時間を優先したいと思いながらも、子どもの前では理解のあるお母さんを演じなければなりません。
そして、貴重な時間を犠牲にしてでも、できる限り子どもに寄り添いたいのです。
子育てを楽しむ気持ちを忘れずに
このような生活を送る奥さまからすれば、子どもが声をかけても気づかないご主人を見ると唖然としてしまいます。
小さな頃の子どもと共に過ごしていると、初めての感動を一緒に味わうことができます。子どもの様子を気にかけて、子どもの声に耳を傾けてくださいね。
まとめ
子育てを語るとキレイごとになりがちですよね。
子どもが苦手だという方もいると思います。そんなときは夫婦で正直に話し合いお互いの得意分野で協力し合ってください。
苦手なことをイライラしながらしていてもお互いプラスになりません。
片づけや食事のこと、掃除や洗濯、何かひとつでも自分がやると決めて伝えると、奥さまの気持ちはラクになります。
そしてほんの少し気持ちに寄り添う言葉をかけてあげてください。どうしても奥さまの大変さが理解できないと言う場合でも、例え口先だけでもかまわないのです。
ねぎらいや優しい言葉をかけてもらえると気持ちがラクになる人はたくさんいます。
カズミィのもうひと言
どんなに気を付けていても子どもは風邪もひくし怪我もします。
特に怪我をさせてしまったとき、奥さまは自分を責めて悔やんでいるはずです。泣きたい気持ちでパニックになっているかもしれません。気持ちに寄り添い、すべきことをして次の対応を一緒に考えてあげてください。
居心地の良い家庭で楽しく子育てができますように。
さいごまでお付き合いいただきありがとうございました。
このブログを見た夫から「子どもの小さな頃は確かにこんな生活だったね」という言葉と「忙しかったんだね」という感想を聞けただけで、ちょっと嬉しいカズミィでした。
にほんブログ村
子供がもう一人いる状態ですよね。σ(^◇^;)
とりあえず、助かった~と言ってます。笑
エリーさんコメントありがとうございます♪
わが家は子どもが小さいとき夫が遠距離通勤でしたので、ワンオペ育児に近いかもしれません。汗
あとからでも「助かった」と言われると、ちょっと嬉しいですよね。(^^