こんにちは、結婚前からペットのいる生活を送ってきたカズミィです。多頭飼いや介護も経験しました。
出会ったときは可愛らしい赤ちゃんであることの多いペットたち。彼らもいつか年をとります。そして、人間と同じように病気にかかることもありますよね。
このようなことから、ペットを飼うためにはお金と時間と体力が必要だと言われるのかもしれません。
わが家で暮らす愛犬くんは現在15歳。少し前から肝炎の闘病中です。
それでも、愛犬くんとの暮らしはとても素敵な時間なんだね。
とても素敵で大切で何ものにも代えがたい時間なのです。
愛犬が私たちに与えてくれるもの全てが素晴らしくて、私の周囲にいる愛犬家の皆さんは幸せそうに「飼ってよかった」と笑顔を見せます。
ペットをお迎えする前に、ご自分だけではなく、ご家族とも一緒に考えて欲しいことがあります。
あなたはペットの介護をする勇気と覚悟がありますか?
ペットを飼う前に知って欲しいこと
ペットを飼うための準備
ペットと暮らしていくために用意したい最低限のものだけをあげてみますね。
ペットと暮らすために必要なもの
ケージ
お留守番をさせるときは、怪我や事故を防ぐために広めのケージに入れておくと安心です。
ペットが落ち着いて過ごせる場所を作るためにも、しつけのためにも、ケージは用意してあげてくださいね。
トイレ
落ち着いて用を足せる場所に、必要な広さを確保してトイレを作ってあげてください。
おトイレのしつけは根気がいります。頑張りましょうね。
ペット用キャリーケージ
車に乗せるときや病院へ連れて行くときなどにペットを入れて運ぶためのケージです。安全のためにも用意してあげましょう。
その他にも
お散歩用の首輪やリードを始め、おしりふきや、おトイレを間違えてしまったときの除菌消臭剤なども必要です。
ペットと暮らすための定期的な費用
定期的にかかる費用も考えておきましょう。必ずかかるものはチェックしておくと安心ですよね。
日用品や予防接種など
食費
年齢や体質によって選び方を変えます。ペットによっては、慣れたものから変えるときに食欲がなくなる子もいるので、工夫が必要になるときもあります。
狂犬病の予防接種
義務付けられているものが狂犬病の予防接種です。接種の時期が近づくと保健所からハガキが届くので、期間中に必ず受けさせてください。
フィラリアの予防
蚊を媒体にした病気を予防するためのもので、病院で飲み薬を処方してもらう方法が主流です。義務ではありませんが、こちらも予防してください。
ペット用トイレシート
お散歩中のおトイレ行為を減らすために、自宅ですませるようにしつける方が多くなりました。
ペットシートにはいくつかのサイズがあるので、お迎えするペットの体格を考慮して選んであげてくださいね。
こちらも大切な項目
混合ワクチン
ペットが一緒に泊まれるホテルでも、混合ワクチンを受けていないと泊まれない場所がほとんどです。
ノミやダニの予防
フィラリアと同じくらいの時期から必要になります。
去勢手術・避妊手術
年をとったときに病気の原因となることもあるので、子どもをもうけない場合は生後6か月頃を目安に去勢手術や避妊手術を受けさせる方が多いようです。
ペット保険
病気や怪我のときの助けになります。人間も保険に入っていなければ高額な医療費を負担することになりますよね。ペットも同じです。早めに保険に入っておきましょう。
ペットが年を取ると増える費用
ペットも人と同じように年を取るとかかる費用があります。
健康診断の費用
愛犬が年をとると共に体調に不安を感じることが増え、病気の早期発見のために犬ドックを利用し始めます。受ける病院や検査項目により価格は様々です。
年会費を支払うと無料で健康診断をしてくれる病院などもあります。(病院によって条件は異なります)
病気や怪我の治療費
人間と同じように、年をとるにつれて病気のリスクも増えます。病気によっては定期的な通院が必要になり治療費もかさみます。
暮らし方により大きく変わる費用
全くかからなかったり、とってもかかってしまったり、生活の仕方で大きく変わる費用です。
トリミング費用
トリミングの必要のある毛足の長いペットの場合、定期的なカットが必要です。飼い主がカットできれば、この費用はかかりません。
ペットホテル
ペットを連れていけない状況で家を空けるとき、ペットホテルにお世話になります。
預かってくれる方がいない場合は、必要になる前に探しておくことをおススメします。
冠婚葬祭で遠出をするときに使う方が多いようです。
お散歩を含めた毎日のお世話
しつけはもちろんですが、歯磨きやシャンプーも定期的にしてあげてくださいね。
しつけをしやすくするためにも、健康のためにも、ワンちゃんの散歩はとても大切です。毎日一緒に散歩を楽しみましょう。
お散歩は無理…と感じる方は、ワンちゃんを飼うことは難しいかもしれません。
愛犬とのお散歩はとても楽しい時間ですよ。
旅行好きの方へ
ペットがいると入場できない観光名所はたくさんあります。旅行が好きで、ペット禁止の場所を旅先に選ぶことの多い方は、ストレスがたまるかもしれません。
好きな旅行があまりできなくなり、出かけたとしても預けたペットの様子が気になるはず。
愛犬と一緒に行ける旅先を選べば解決します。
ペットと楽しむ旅行も素敵ですよ。
介護をする自信と余裕はありますか?
ペットを看取るのは辛いことです。それでも、家族に迎えることで得られる幸福感や、共に成長しながら一緒に過ごす時間は、とても素晴らしいものです。
さいごまで愛情と責任を持って、ペットの命と向き合う覚悟を必ずしてください。これは飼い主になるために必要な守るべきことです。
途中でペットを見捨てずに、最後まで家族でいるために必要な時間とお金と体力、全てがそろっていることが大切です。
まとめ
ペットのいる生活は心も気持ちも豊かになります。
愛され必要とされることで人は強くなれると思うのです。信頼し合える関係を得ると、心にも余裕が生まれますよね。
寂しさを紛らわすためだけに利用しないでくださいね。彼らもまた、あなたを必要としていることを忘れないでくださいね。
カズミィのもうひと言
わが家には、すでに虹の橋へと旅立った子もいます。14年の生涯のうち9年もの介護が必要でした。亡くなってもなお家族みんなから愛されています。
たとえ虹の橋に向かったとしても、まっすぐに信頼を向ける存在があったこと、純粋な愛情を知ることができたことは、いつまでも私たちに優しさと力を与え続けてくれます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ペットもその家族もみんなが健康で元気で長生きできますように。幸せを願うカズミィでした。
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