こんにちは、2003年12月生まれのミニチュアダックス、愛犬くんと暮らすカズミィです。
沈黙の臓器と言われる肝臓に、リンパ球形質細胞性肝炎という名前の病気があることをご存知ですか?獣医さんのお話では、免疫が健康な部分を傷つけてしまう病気とのこと。
胆のう摘出手術から肝炎と告知されるまでと、その後の治療状況や推移を分かりやすく整理するために、治療内容や費用などを含めた通院内容を記録していくことにしました。
我が家のダックス愛犬くんは、2016年に胆のうを摘出したあとも定期検診を受け続け、1年に1度は犬ドックも受けています。
この記事では、胆のう摘出手術までの経緯や手術費用、術後の投薬についてまとめました。
途中「手術」の項目に、摘出した胆のうの写真もあります。見えないように隠してありますので、苦手な方はクリックしないようお気を付けください。
愛犬ミニチュアダックスの闘病記1
犬ドックや定期健診での数値悪化
通常であれば、肝臓は毒となるものから自分の体を守ると言われています。
動物病院の獣医さんから聞いたお話によると、定期検診の度に悪化してきた肝臓系の数値が、放置すると危険な値になっているとのことでした。
獣医さんから説明された内容
- 胆のうが肥大している状態
- 放置すると破裂の恐れがある
- 肝臓の病気は症状が分かりづらい
- 破裂など症状が出た場合は高確率で手遅れになる
そして、手遅れになったときは、とても苦しい思いをするとのことでした。これらの理由から、原因となっている胆のうを摘出することを勧められます。
愛犬くんの年齢も考慮して、まるべく早く手術を受けることにしました。
胆のう摘出手術2016年12月
愛犬くん2回目の手術になる胆のう摘出手術は、愛犬くんが13歳になる誕生月の12月に行われました。
胆のう摘出の手術にかかった料金
領収書が見つかりましたので手術料金を載せておきます。
- 胆のう摘出手術料 34万円
- その他手術料 8万円
検査料などを含めた合計額は、627.950円でした。会員割引後の金額です。
同時に仮性ヘルニアの手術もしたことと、高度医療を行う病院のため比較的高い手術料です。
ヘルニアの時に助けていただいたので信頼でき、説明も詳しく安心してお任せできました。
手術で摘出された胆のうの写真
手術後に獣医さんから「摘出した胆のうです」と、手渡された写真を2枚載せています。
グリーンの文字をクリックすると写真を見ることができます。
上の写真が摘出した直後の状態で、下はその中身です。軽くつついたら割れてしまったとのこと。
写真を見ながら説明を受けることで、手術をして良かったことが分かりました。
保険に入ることをおすすめします
料金は高額でも保険に入っていたので一部戻ってきています。保険はペットが高齢になるほど高くなりますが、同時に保険にお世話になる機会も増えました。
ペット保険の比較サイトもたくさんありますので、年齢や状況に応じて選んであげてくださいね。
新たな保険を選ぶときや見直しの際、それぞれの場所で何度も登録すると手間がかかります。一度の登録でいくつもの資料請求ができる、保険スクエアbang!ペット保険さんもありますので、参考までに載せておきます。
手術後に処方された薬とサプリについて
手術後に利胆剤とサプリを処方され、ずっと飲み続けています。最初に処方された薬は愛犬くんの体に合わず、嘔吐を繰り返しました。
獣医さんのお話では、新しい強めのお薬とのこと。
強めのお薬が飲めれば効果が早く出るというお話でしたが、お願いして別のお薬に変えてもらいました。
数値が落ち着いたころに、愛犬くんの苦手なお薬の投薬治療は一時終了しました。
利胆剤とサプリはその後も毎日飲み続けています。
手術前によく質問されたこと
胆のう悪化の症状は分かりづらいため、血液検査の数値で見なければなりません。
手術が決まるまでの様子見の期間中、獣医さんからよく受けていた質問がありましたので、参考までにまとめておきますね。
- 食欲
- 水を飲む量
- おしっこの回数
- 便の様子
- 黄疸(白眼の色)
まとめ
今回は胆のう摘出手術のことをまとめました。
肝臓の病気は症状が分かりづらく、ドックや定期健診での血液検査を定期的に行います。
手術前は黄疸が出ていないか心配で、気休めだと分かりながらも毎日白眼の確認をしていました。
術後の愛犬くんの体調は、薬を飲んで嘔吐した以外はおトイレの状況なども早いうちに通常に戻っています。
「愛犬ダックス治療の記録その2」では、「リンパ球形質細胞性肝炎」と診断されるまでの数値の変化や新たな飲み薬、使っているサプリなども写真付きでまとめています。
愛犬くんが元気で幸せに長生きできますように、いつも願い続けているカズミィでした。
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