こんにちは、「リンパ球形質細胞性肝炎」と診断された愛犬くんと暮らすカズミィです。
「治療の記録その4」でお薬をお休みし、元気に過ごしていた愛犬くん。肝炎のお薬は強いのか、飲み始めると元気がなくなります。
わが家の愛犬くんは、2014年1月から高度医療を行う救急医療センターに通い始め、犬ドックや定期検診を定期的に受けながら、ずっとお世話になっています。他の病院で治らないと言われたヘルニアを治していただいたことがきっかけでした。
実は今まで、愛犬くんの病気に関しては獣医さんに頼りきりで、病気をはじめ薬のことも深く調べることはありませんでした。
これからは気持ちを改めて、愛犬くんの病気を知るために勉強しようと思います。
今回は、リンパ球形質細胞性肝炎という病気について調べたことをまとめますね。
2018年12月リンパ球形質細胞性肝炎と診断
リンパ球形質細胞性肝炎と告げられたとき
リンパ球形質細胞性肝炎という病名を告げられたとき、沈黙の臓器と呼ばれる肝臓の病気のためなのか、愛犬くんに症状は全くありませんでした。
愛犬くんがとても元気で動きも激しいこともあり、お散歩で年齢を訊かれるといつも驚かれるほど若々しい子でした。
ヘルニアで歩けなくなったとき、一時は「元に戻らない」といわれたことが嘘のように元気な子でした。
2016年12月に胆のう摘出手術を受けたのは、定期検診の結果、胆のうが肥大し放置すると破裂の恐れがあると説明を受けたためです。
この頃はまだ肝炎とは伝えられていません。
「リンパ球形質細胞性肝炎」という言葉を初めて聞いたのは、2018年12月15日の定期検診の日でした。
このとき、肝炎に対する治療が必要との説明を受け、飲み薬での投薬治療が始まります。
リンパ球形質細胞性肝炎という病気
2019年1月現在、この言葉をネットで調べても見当たりません。
つたない私の知識で調べていると、唯一この言葉が使われている記事を見つけました。「リンパ球形質細胞性肝炎」という単体の単語ではなく、「自己免疫性肝炎」という言葉と「リンパ球形質細胞」という2つの組み合わせです。
犬ではなく人の、そして読まれる対象も医療関係者のために書かれた記事のようでした。
獣医の説明によるリンパ球形質細胞性肝炎
獣医さんから説明されたリンパ球形質細胞性肝炎という病気は、内容そのままを書くと、「本来なら悪いものを攻撃する免疫の働きが、なんらかの理由により健康な肝臓を攻撃して傷つけてしまう」状態なのだそうです。
よく耳にする肝炎とは違う?
リンパ球形質細胞性肝炎という言葉はなかなか見つかりませんが、ペットの肝炎に関しては、原因や症状を含めて説明をしているサイトがいくつか見つかりました。
下記に外部リンクを貼ったアニコムグループさんのポータブルサイトを見ると、愛犬くんの場合は、なんらかの原因から慢性肝炎になってしまったと思われます。
数値などを含めた記事を探すと、下記に外部リンクを貼った記事に肝臓系数値を見るときの項目「ALT]「AST]の詳しい説明を見つけました。詳しく書かれているため参考になると思います。
使用している薬のオーグメンチン
愛犬くんが使っているオーグメンチンという薬について、犬への治療例などを探していますが、なかなか見つかりません。
日経メディカルさんで以下の記事を見つけましたが、重大な副作用の項目に、肝障害、AST上昇、ALT上昇、嘔吐などと書かれています。
下げるための治療をしているはずなので、この薬は別物ではないかと…
オーグメンチン使用中の愛犬くんの様子
薬を飲み始めてからの愛犬くんの様子の変化で気になる点が3つあります。
- 嘔吐を繰り返す
- 身体をかゆがる(小さなカサブタができる)
- 右後ろ脚のふらつき
からだの痒みについては、12月の投薬後に意識が朦朧とするような症状が出てから、身体を洗えていないことが原因だと思いこんでいました。
1月の定期検診で先生に確認したあと身体を洗いましたが、それでも痒みは引きません。薬を休み始めて5~6日頃から症状が落ち着いてきました。
もともと皮膚が弱く、病院で勧められたフードを食べている愛犬くんなので、投薬再開予定の24日朝に薬を飲ませず獣医さんに相談することにしました。
薬の変更をお願いしてみる
結論を先にお話すると、最初の時点ではオーグメンチンの他に合うお薬はないとのお返事でした。
1月26日の診察で新たな抗生物質を勧められ、お薬の変更をしています。
オーグメンチンを飲み始めてからの変化
オーグメンチンを飲み始めてからの変化として、24日の電話で獣医さんに伝えた内容は以下の5点です。
- 皮膚の痒みがあり身体を洗っても解消しなかった
- 身体に小さなカサブタがいくつかできた
- 薬を休んで6日ほどで痒みやカサブタが落ち着いてくる
- 使い始めて1週間後に異常が起きたことで心配している
- 別のお薬に変えて欲しい
また体調が悪くなるかもしれない不安
一番に恐れていることは、愛犬くんの身に「また異常が起こるかもしれない」ということ。
効果が表れやすい薬との説明をされているので、他の子たちには効く薬なのだと思います。
たまたまなのかもしれませんが、我が家の愛犬くんには合わないように感じます。
肝炎治療のために新しい飲み薬を始めてちょうど1週間、午前中を食事をとることなく眠って過ごしていた愛犬くんが、失禁をして苦しそうに激しい呼吸になりました。
愛犬ダックス治療の記録その3 肝炎治療開始後の発作
愛犬くんの様子を思い出すと、投薬が原因ではないと説明を受けていても、飲み薬を再開することが怖くなってしまうのです。
ショック状態だったのではないかとか、身体の痒みはアレルギー反応ではないかとか、色々な不安がよぎります。今まで使っていて異常がなかった薬でも、アレルギー症状が遅れて現れることもあります。
病院での検査の約束
このままお薬を飲まず、数値を下げる努力をしなければ、愛犬くんの身体に何が起こるか分かりません。
今は怖がっている場合ではなく、獣医さんに診断を仰ぎ、言葉を信じて投薬を続けるしかないことも分かってはいるのです。
それでも、私が不安な状態で薬を与えることは、(夫が薬を飲ませるとしても)愛犬くんにも伝わります。
私があまりにも心配するため、獣医さんが愛犬くんの様子を診てくれることになりました。投薬再開はそのあとになります。
獣医さん、ご迷惑をおかけしてすみません…
飲み薬を確認していなかった過去
2016年の手術後に使っていたお薬の名前を、私たちは確認していませんでした。
動物病院に頼りきりの飼い主です…
愛犬くん、ごめんね…
1月24日電話で確認したこと
今回、電話口で先生とお話したときに、2016年に使っていたお薬の話もしていただけたので記述します。
お忙しいのに、本当に丁寧で親切なのです。
2016年に使っていた薬
胆のう摘出手術の直後は、オレンジ色のセファレキシンを使っていたそうです。しばらく使うと、嘔吐と身体の一部が腫れるなどの異常が現れ薬を変更しました。
このとき先生から「(変更後の薬は)長く使われていて実績のあるお薬です」という説明を受けています。これが現在使っている「オーグメンチン」であることも、今回の電話で教えていただきました。
オーグメンチンに関して
酸化も気になっています。
もうひとつ、病院の指示に従い冷蔵庫で保存していた薬が、原形を留めずに崩れて変色するという事もありました。
愛犬ダックス治療の記録その4 肝炎の飲み薬と体調変化
実は、2016年1月に使っていた「オーグメンチン」が酸化したのか、夫も私も記憶にないのです。ほぼ同じ時期に使用しているので、寒さも環境もあまり変わりません。
もしかしたら、前回は使用期間が短かったという可能性があります。
まとめ
愛犬くんの治療に使用していたので「オーグメンチン」について勉強してきましたが、1月26日から別のお薬での治療に変わったため、オーグメンチンに関する勉強はこの記事で終わります。
愛犬くんは2016年に手術を受けたあと、薬の治療で一時的に数値が改善しています。このときに利用していたお薬もオーグメンチンとのことです。
思い返すと、その頃もお薬を飲むことを嫌がっていました。
あれから利胆剤やサプリを飲み続け、薬を飲むことには慣れてきたように感じていました。でも、やはり新しいお薬は分かるのか、なかなか飲んでくれません。
それでも、もう一度お薬を頑張って飲み続けることで、数値を戻す努力をしなければなりません。
愛犬くん、頑張って欲しいです。そして私もしっかりしなければいけませんね。
早く良くなるために、今後は問題なく無事に治療が進みますように。
愛犬くんが元気で幸せに長生きできますようにと、今日も願い続けるカズミィでした。
にほんブログ村