こんにちは、肝炎治療中の愛犬くんと一緒に頑張るカズミィです。
「愛犬ダックス治療の記録その2」でまとめた肝臓系の数値悪化を心配しながら薬を飲ませ続けていました。
肝炎治療のために新しい薬を飲み始めてからちょうど1週間、午前中を食事をとることなく眠って過ごしていた愛犬くんが、失禁をして苦しそうに激しい呼吸になりました。
病院の先生のお話では、肝臓の病気とは関係ないとの診断ですが、過去に経験のない初めての症状だったことと、治療期間中に起こったことでもあるので、こちらも記録に残そうと思います。
愛犬くんは、今は落ち着いて元気に過ごしています。
肝炎闘病記 薬を飲み始めて1週間目の出来事
愛犬くん突然の発作で病院へ
その日、いつものように日付が変わってからおトイレでおしっこをした愛犬くん。お水を飲んだあとしばらく家の中を元気に徘徊していました。
夜明け前には健康な便もしています。
お布団につれて行くとしばらくして私の隣で眠りました。いつもと違うことは、珍しくお布団の上から離れずに、午前中を眠って過ごしていたことです。
動物病院に連絡した前後の様子
異変に気付いたとき、愛犬くんは布団の上で横になったまま失禁をしていました。ひどく苦しそうな激しい呼吸で、身動きがとれない状態です。
抱き上げてクッションの上に移動すると、舌は長く垂れ下がり、呼吸は激しいまま収まりません。
夫がすぐにお世話になっている動物病院に電話をかけました。
私たちが慌てて出かける支度をしていると、愛犬くんの様子は次第に落ち着いていきます。しばらくするとフラフラと立ち上がり、ゆっくりと歩き始めました。
発作のあと水が飲めない
かなり激しく荒い呼吸をしていたので喉が渇いたはずです。お水をそばに持っていくとすぐに器の中に鼻先を入れました。
ところが、飲みたそうに何度も顔を近づけるのに全く飲む気配がありません。
愛犬くんは新しいお水が好きなので、急いでお水を新しく変えてみました。でも、飲みたそうに鼻先をつけても、やはり飲みません。
その後次第に元気を取り戻し、尻尾を振りながら歩き始めました。
再び病院へと連絡を入れると、心配なので診察をしてくださるとのこと。安全のために病院へと向かいました。
動物病院での検査
- 検査にかかった料金は4万円ほど
- 原因は不明
再び同じような状況になったときのアドバイスをもらいました。「辛いとは思いますが、動画を撮ってもらえると判断がしやすくなります」とのことです。
検査をして分かったこと
獣医さんに経緯を話したあと、血液検査や心電図などの検査をすることになりました。
検査をして分かったことは、現在の肝炎治療とは関係のない症状だということです。
心筋梗塞か、あるいは脳腫瘍の可能性、またはテンカンなどの疑いがあるとのこと。脳腫瘍の場合はとれる場所なら手術ができるとのお話で、CTでの検査が必要になります。
入院を勧められましたが
獣医さんから、再び容態が変わることを心配して入院を提案されますが、入院はさせませんでした。
今回の検査にかかった2~3時間ほどの間、病院側で様子を見てもらい異変はないとのお話だったので、「自宅で目を離さずに見守る」ことを約束して連れ帰りました。
入院させなかった理由
愛犬くんと離れることが怖くて、置いて帰ることができなかったのです。
もしものことを考えたときに、病院の苦手な愛犬くんの側にいてあげられないことが恐怖でした。それほど発作の様子が怖かったのです。
ちょうど連休だったので、様子を見る3日間は夫と協力すれば何とかなるだろうと話し合いました。
帰宅後お水を飲む
帰宅後お水を与えると、愛犬くんはすぐに飲み始めました。発作直後にお水が飲めなかったため、勢いよくお水を飲む姿が私たちを安心させてくれます。
夜は私が、昼間は主に夫が様子を見ながら、愛犬くんから目を離さずに3日間を無事に過ごすことができました。
今回の発作までの細かな変化
新たなお薬を飲み始めてから、今回の発作が起こるまでの愛犬くんの様子をまとめました。
2年ぶりに増えた薬
2018年12月15日にリンパ球形質細胞性肝炎という病名を告げられ、約2年ぶりにお薬が増えました。
- 12月15日夜 投薬
- 12月16日朝 投薬 少量嘔吐(黄色液体)
- 12月16日夜 投薬 少量嘔吐(固形)
- 17日~21日 投薬継続 嘔吐無し
- 22日午前 横たわって失禁し呼吸が粗く動けない
飲み始めの頃に嘔吐を2回、その後は発作が起こるまで嘔吐をせずにお薬を飲んでいます。
まとめ
その後の愛犬くんの様子は、普段は決してしないケージ内でのおしっこが2度ありました。
今は食欲もあり、散歩も行き、歩き回ったり走ったりしながら元気に過ごしています。
症状が安定したことを獣医さんに電話で伝え、次回の1月通院予定日に伺う約束をしました。
愛犬くんは新しいお薬を相変わらず飲みたがらず、与えるのは一苦労です。飲んだあとはよく眠るようになりました。
カズミィのひとり言
今回は私がひどい状況でした。
愛犬くんの発作を見た直後から吐き気とめまいで真っ直ぐに歩けず、立っていることさえままならないのです。動物病院の方々にもご心配とご迷惑をおかけしてしまいました。(すみませんでした)
検査結果で愛犬くんに問題ないことが分かると、不思議なくらいに吐き気が引いていきました。ただ、新たな病気の可能性があるという不安がみぞおちの辺りにモヤモヤと残っています。
すぐに記事が書けなかったのは、このことが原因です。
夫がいてくれなければ、動物病院に向かう途中で私が病院に運ばれていたかもしれません。未だ一定の言葉や状況に反応してしまう事故の(事件というべきか…)後遺症を引きずっているようです。
家族を守るためにも早く何とかしたいと心から思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
愛犬くんが苦しい思いをすることなく、元気で幸せに長生きできるようにと願いながら、闘病生活を見守り続けるカズミィでした。
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