こんにちは、2003年生まれのミニチュアダックス愛犬くんと暮らすカズミィです。
愛犬くんは一時的に視力を回復しましたが、今では見えている様子がありません。
立ち上がることが難しくなってしまった愛犬くん。昨年末、新たな病気が見つかりました。
今度は心臓です。
獣医さんのお話では、心臓が肥大して心臓弁の働きも不自然になっているとのこと。原因は老化なのだそうです。
年を取るにつれ心臓弁の働きは弱まり、その結果、心臓が肥大してしまうというお話でした。
治療開始から3カ月、咳の症状は出なくなり、愛犬くんは落ち着いて過ごしています。
咳の原因が分かってよかったです。
気づいてくれた獣医さんに感謝ですね。
愛犬くんの気になる咳の様子をはじめ、心臓の検査をするまでに起きた発作などの流れも分かるように、「咳が気になり始めてからの体調変化」の項目にまとめますね。
愛犬の咳に隠れていた心臓病
かかりつけの動物病院の獣医さんは、定期検診のたびに「ほかに心配なことはありますか?」と訊ねます。
そのタイミングで、気になる咳が出始めたことを伝えていました。
心電図と心臓のレントゲンを撮る
それから少し後の定期検診の日に、「心臓の検査をしてみませんか?」と、獣医さんから勧められました。
聴診器をあてると雑音が気になるとのこと。
ちょうど心臓に詳しい獣医さんもいらしているとのことなので、その日のうちに検査をお願いしました。
咳の原因は気管が圧迫されたから
調べてみると、愛犬くんの心臓には治療が必要なことが分かりました。
獣医さんから説明された咳の原因をまとめますね。
- 老化により心臓弁が弱まる
- 血液がスムーズに流れなくなる
- 心臓内に血液が滞り肥大する
- 心臓と背骨の間にある気管が圧迫される
- 呼吸が苦しくなる
- 気管を広げるために咳をする
新たに撮った心臓の写真は、前回撮った写真と比べて大きくなっていました。
心臓が肥大する原因と必要な治療
獣医さんのお話では、心臓の肥大化は老化によって起こることが多く、老犬にはよく見られる症状なのだそうです。
ふたつある心臓弁のうち片方が弱まる子が多い中、愛犬くんは両方とも弱くなっているとのこと。
心臓弁の締まりが悪くなり、血液が逆流し、心臓に血液を送る血管も膨張しているとのお話でした。
愛犬くんの年齢を考え投薬治療へ
愛犬くんは今年17歳になるご老体。心臓の手術は行わず、血液や血管のお薬を飲むことで、心臓肥大を防ぐことになりました。
昨年末から毎日お薬を飲み続けている愛犬くん、定期検診の結果も良好で、咳をすることもなくなりました。
愛犬くんはひっきりなしに「歩くよ!」「立たせて!」と、要求します。
座る間もありません。(嬉しい悲鳴)
でも、楽しそうに歩く姿は愛おしいです。
立たせると尻尾を振って歩くよね。
気管が圧迫された咳の様子と体調
心臓に原因があると分かるまでの、咳の様子をまとめますね。
愛犬くんの咳は、ヒョンッヒョンッと聞こえる乾いた咳でした。
歩いているときに咳が出ると、足を止めて前かがみになります。
咳のあと、何かを吐き出すような様子で、大きく口を開くこともありました。
咳が気になり始めてからの体調変化
肝炎の告知をされる前後から、愛犬くんは咳をしていたように感じます。
以下の記事にある症状は、咳と関係があるかどうかはわかりません。参考までに載せておきますね。
愛犬くんが肝炎治療を始めた直後、2018年12月に起こした発作です。
年が明けた2019年3月に起こした発作です。呼吸ができない状態でした。
愛犬くんはひとりでお水を飲めません。一日の介護の流れです。
愛犬くんのお薬の量と薬代
お薬はダブって与えることのないように夫が担当しています。
薬は朝4種類、夜3種類を飲んでいます。
お薬…いつの間にかこんなに増えました。
- 心臓の薬 2種類
- 肝臓の薬 2種類
- 抗痙攣剤 1種類
- 抗生剤 1種類
- 関節のサプリ 1種類
- 肝臓のサプリ 1種類
約1カ月のお薬代
- 2万円ほど
定期健診の血液検査と診療費
- 2万5千円ほど
ペットたちも人間と同じで、年を取るとお金がかかりますよね。でも、保険に入っているため、全額負担ではなく助かっています。
愛犬くんが年をとってから、ペット保険に助けられることが増えました。
まとめ
心臓の病気と聞くと手術が連想されますよね。
ご老体の愛犬くん、もし手術をしなければならなかったら、体力を考えてひどく悩むことになったと思います。
飲み薬で症状を抑える方法をとってくださりホッとしました。心臓に詳しい獣医さんとお話ができるので安心です。
老犬の咳が気になるときは、咳の仕方なども詳細に伝えると、隠れた病気に気づいてもらえるかもしれませんね。
カズミィのひとり言
目も見えず、立ち上がることも困難な愛犬くんの介護は、「大変」という言葉だけでは伝えきれないのかもしれません。
同時に、老犬の可愛さもひと言では表現しきれません。その大変さが吹き飛んでしまうくらい可愛くて、愛おしいのです。
そばにいてくれることに感謝をしながら、毎日を大切に、大切に、愛犬くんと一緒に過ごしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
愛犬くんへの愛をこめて、カズミィでした。
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